仿古堂には、親交のあった著名な書家や作家の
素晴らしい作品が大切に受け継がれています。
その中の一部をご紹介いたします。

アイウエオ
カキクケコ
◆ 書

現代書道の父といわれる比田井天来先生。天来先生の妻:小琴さんとともに昭和8年11月に熊野町の仿古堂を訪れてくださいました。その時に残した作品です。その後、天来門下の多くの書家たちが熊野町を訪れています。

天来先生の妻。かな作家として天来先生を支えられました。昭和9年に井原家(仿古堂)へ宿泊した際、詠んだ歌が残されています。また、弊社のかな筆「柳のまゆ」を銘名していただいており、今日に至っています。

◆ 筆ラベル帖
仿古堂の筆は多くの書家が職人に特別にオーダーした「選定筆」が多く、筆の種類は創業以来、数百種類にも及びます。このラベル帖は書家の銘名とともに墨跡として弊社の歴史を顕しています。昭和15年書家田代秋鶴(しゅうかく)が興懐帖(こうかいちょう)というタイトルをつけました。 ※小琴・桑鳩・右卿・翆邦・鷗亭など今日の書道界を支えた先生方の墨跡として残っています。現在では仿古堂を訪ねた客人が一筆したためた墨跡帖があり、貴重な資料となっています。
◆ 孔雀菩薩

志功の肉筆画。志功と二代目井原思斉は昭和30年頃、日本民芸協会の関係で知り合う。この画は志功がビエンナーレ大賞を受賞した際、思斉がお祝いに大きな孔雀筆を贈り、そのお返しに贈られてきたものである。

◆ 見本筆展示額
井原仿古堂の登録見本筆を収め展示していた額。
昭和初期頃の額である。
多くの作家に愛された
仿古堂二代目:思斉(しせい)

井原思斉は製筆業の傍ら自ら筆を持ち、文化芸術を探求した筆匠です。

井原 思斉(しせい)について