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仿古堂創業120周年記念展 作品紹介最後は

筆の駅ギャラリーで開催されていました弊社の記念展
ご遠方からも沢山の方にお越しいただき、誠にありがとうございました。

特に、終了日となりました昨日、朝から大勢の方にお越しいただき
十分にご案内できなかった方には大変申し訳ありませんでした。

本日は、作品展の中から最後の作品紹介といたします。
最後は、作品活動における筆を弊社に発注いただいておりました。志功さんと当社二代目の思斉はとても親しい間柄でもありました。
版画家棟方志功画伯から頂いた作品と手紙をご紹介します。

下側の作品は、題名「いろはにほへと」

志功さんの一心不乱に一気に書き上げる姿が目に浮かぶ楽しい「いろはに…」です。
棟方志功画伯といえば、版画ですが、こうした書も多く残されています。

この作品は記念展会期中、ほんの3〜4日展示のみで実はその後にこちらの「ダルマ・最後の手紙」に替えました。
書作品が多いので、せめて棟方志功の作品は絵を展示した方がいいかも…と急遽掛け替えました。
このダルマ絵には貴重なストーリーがあります。

棟方志功画伯は、晩年、お世話になった方100人に手紙を書く!
という目標を立て、贈り先の方に向けたダルマを一体一体描いたそうです。

弊社に届いた手紙には、ダルマが筆を持っています。
この手紙は、病床ではなく退院されて間もない最初の頃のものだそうです。

志功さんの孫であり、現在棟方志功研究家である石井頼子氏が来社された時、この手紙を見て「こんなに力強いダルマはなかなかないです。結局100体まで描くことが叶わず60数体で力尽きて(亡くなって)しまいました。だんだんとダルマさんが小さく弱々しくなっていきました。色んなダルマさんが全国各地にあります。眼鏡屋さんには眼鏡をかけたダルマさんだったり…いつまでも人への気遣いを持った人でした」


最後の最後まで制作に意欲的だったと聞いています。
志功さんの魂宿る貴重な最期の「作品」です。

この話しは、随分前にNHKでも紹介されたのですが
その時の映像を…と言っても著作権保護のため、こちらが公開できませんが今回弊社のブログを通してご紹介させていただきました。


「世界の棟方志功」も若い世代は知らない人が多く、棟方志功ゆかりの記念館も閉鎖された所があるようで、情報社会の現在ですが、語り継いでいかなければならない事はこうして発信して行かないといけないんだと思う所です。

当社に残っている志功さんからの手紙など、また機会があればご紹介したいと思います。

創業120周年記念展も終わり、当社も一区切りついた所です。

改めまして、今回の展示に足を運んでくださったみなさまに
心より御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

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