お客様を身近に感じたエピソード
数日前のこと、あるお客様とお電話で会話させて頂きました。
「現在、遠鷗を使って書いているのだけど、もう少し先梳きでお勧めの羊毛筆はありますか」
という内容でした。
キーワードは、「遠鷗」という事で、最初に想像するのは、当然ですが、「遠鷗(えんおう)」
数年前のものですが、天来書院さん作、弊社の筆特集カタログでは、このように紹介されています。
金子鴎亭先生選定・・・細光鋒の羊毛を使い漢字かな交りに向いた羊毛筆。穂先を梳いているので「かな」にも最適。
そして、もう1つ頭に浮かんだのは、「鴻飛(こうひ)」
石飛博光先生選定・・・細光鋒の羊毛を使い漢字かな交りに向いた羊毛筆。穂先を梳いているので「かな」にも適する。
どちらも同じ説明ですが、遠鷗よりも先梳き(さきすき)に作られているのが鴻飛です。
鴻飛と遠鷗 並べてみるとこんな感じです。
という訳で、鴻飛をお勧めさせて頂きました。
本日、そのお客様から注文があり、こんな素敵なメッセージを添えてくださいました!
ありがとうございます。は、私たちの方でございます!!
現在、コロナの影響で、デパート催事もなく、お客様とリアルで繋がってると感じることが少なくなって来ています。
そんな中、こんな心温まるメッセージに触れ、久々に実感する身近なお客様!
本当に嬉しくありがたい、とスタッフみんなで益々心を込めて出荷をさせていただきました。
お使い頂いた後、感想をお聞きする機会があることを楽しみにしています。
本日ご紹介させて頂きました鴻飛は、こちらです。
筆でお困り事や迷ったことがあればいつでもお気軽にご連絡ください。
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