クラウドファンディング返礼品 小筆のレッテル
日々、クラウドファンディングに暖かいご支援を頂き
スタッフ一同、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。
一日の最後に皆様からのメッセージを読み、増々がんばらなくては!!
と、決意を新たにし、翌日の活力とさせて頂いています。
今日は、返礼品の中から、小筆のレッテル(ラベル)のお話です。
当社には、昔より「筆ラベル帖」が存在します。
表紙をめくると
左上に見えるのは、S30年~S52年に利用していた
当社二代目井原思斉の名刺です。
さらにページを進めますと
左下には「S10年代中~後半」と書いてあります。
このラベルは「遠鴎」
創玄書道会 創始者である金子鴎亭先生の書です。
ラベル帖に貼ってあるレッテル(ラベル)は、少し色あせていますが
倉庫から見つかったレッテルは、状態がよく、折角なので、
クラウドファンディングの返礼品として、みなさまに見て頂きたい!
その想いから今回のセットが誕生しました。
写真をよく見て頂きますと、レッテルの模様が違うのが解りますか。
昔は、一枚の模様の入った和紙に「遠鴎」の文字を印刷し裁断してるからです。
こういった所も昔ならではの味わいです。
ラベル帖をさらに進めると
尾上柴舟先生(おのえさいしゅう:S10年代後半)
書道界では、かなで有名な 日本の詩人です。
こちらも「尾上柴舟」先生
「尾上柴舟」先生のお弟子さんは、安東聖空先生
留香のレッテルを書いて頂いていました。
「梅雪」は、安東聖空先生の別名なんです。
岡山系列では、高木聖鶴先生(初雁のレッテルを書いて頂いています。)
もいらっしゃいます。
筆名「はまちどり」
書家の先生不明(どなたかお解りの方は、是非、教えてください!!)
こんな感じで、色々と歴史を感じる昔のレッテルでした。
最近のレッテルも少しご紹介しておきます。
こちらの「遠鴎」は、筆を入れる商品箱にはるレッテルです。
上記で紹介した「遠鴎」のレッテルは、金子鴎亭先生が若い頃の書です。
こちらの隷書は、金子鴎亭先生が、数十年後に当社にお越しになられた際に
再び書かれたものです。
こうしてみると歴史ありのレッテル(ラベル)でした。
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