心暖まるやりとり
先日、お客様よりメールでこんな問い合わせがありました。
「真秀(まほろば)」と「紅琳(こうりん)」の価格差が激しいので、 中間にあたいするような筆はありませんか。
とお聞きしながら「真秀」に傾いています。
今日は、 「真秀」と「紅琳」のお話しです。
早速、この二つの筆を写真でご紹介
ネットショップでは、一言注釈が、どちらも「漢字半紙向き」
お問合せの文章は続きがあります。
「真秀」の大きさは半紙だとどのモデルが適してますでしょうか?
小さめに書くようよく指導されますが、私は大きく書くのが好きです。
こういったご相談は、実はよく受けるんです。
当社担当の返信です。
「真秀」で半紙書きで小さめに書くサイズでしたら、 「真秀 別」をおすすめします。 上質なイタチ毛を使用しておりますので、 筆のしなやかさやまとまりの良さを実感していただける商品だと思います。
と、回答しながら、価格の問題があった!
という事で、次なる提案を添えて
もし、価格の件でお悩みでしたら、「鼬毛 青桐」はいかがでしょうか。 しっかりとした書き味で筆先のまとまりも良いと思います。
青桐が登場しましたので、こちらも画像にて紹介
この客様、真秀をお買い求めくださいました。
対応担当者によると、 自ら題字用(楷書)として使用したことがあり、
真秀は、穂先のまとまりが良く、書いた線がきれいな印象があったようです。
当社でも経験豊富のベテランさんが回答したようです^^
ここまでだと、割といつものやり取りなのですが、
実は、後日談がありまして。。。
さっそく真秀を使ってみました。
欧陽詢の臨書の線が変わりました。
また楷書だけでなく柔らかい線や細い線もさまざまに書けて、とても気に入りました。
これからより書道を楽しめそうでとても嬉しいです。
良い筆をすすめてくださりありがとうございました。
またどうぞよろしくお願いいたします。
こんな嬉しい感想を頂けて、忙しさの中、手を止めて
何度も読んでしまいました 泣 ←もちろんうれし泣き!!
お問合せくださったお客様、ブログに引用してしまってすみません。
この心あたたまるエピソードをどうしてもみなさまにご紹介したくて。
どれもイタチになります。
真秀(まほろば)だけは、正確に言うと、コリンスキーイタチになります。
筆のしなやかさやまとまりの良さは、イタチならではの質感
是非、みなさまにも体験いただきたい所です。
上記リンクを貼りましたので、よかったら、比較してみてください。
今回のように、筆に関するお問い合わせはよくあります。
現在は、店頭で、といった会話もなかなかできませんものね。
筆に関するお悩み、迷いがあれば、是非、お気軽にお問合せください。
直接、会話は抵抗が・・・
という方は、是非、メールやSNSにてお声かけください!
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