師匠から愛弟子へ…繋がれる技と精神
皆様、こんにちは(*^^*)
今日は、代表井原がブログを担当し、皆様にお届けします。
※実はゴーストライターが存在。
※もちろん最終確認は井原がしています。
いつも弊社のサイトをフォローいただき
ありがとうございます。
さて、今日は、9月7日投稿
【広島テレビ放送「テレビ派」でご紹介いただきました】
には記していない取材時のエピソードをご披露したいと思います。
その前に…我が社の工房には現在
伝統工芸士 香川翆皐(すいこう)と
10年前後〜15年以上の筆作り職人数名
そして仕上げ職人が2名(約30数年ベテラン=師匠と約1年新人=弟子)が日々手を動かしています。
※仕上げ…筆の穂を綺麗にするために糊固めをする工程
取材は仕上げ体験です。
私は師匠と弟子のどちらに取材を担当してもらうか迷いましたが、師匠にお願いしました。
その背中を弟子に学んで欲しかったから。
すると、師匠から
社長!
今回から○○さんで行きましょうよ!
彼女はもう充分できますから !
そうですね!
きっと彼女なら大丈夫でしょう 。
そうして仕上げ体験取材が始まりました。
初めて取材を受ける彼女を見守りたく、私も工房へ…カメラマンとほぼ同じ側から私もスマホカメラでその様子を撮りました。
新人アナの木村さんもそうですが、新人仕上げ職人も堂々たる姿に、師匠、私、そして我が社 伝統工芸士の香川や工房内の職人達も感動です。
「初めてにしては二重丸です◎」
↑
その言葉、貴女にお返しします。笑
師匠に目を向けると…
弟子を温かく見守る姿があまりにも素敵で、私は思わずカメラを向けました。
私が泣けてきそうです( ; ; )
こうして伝統の技が次世代に繋がっていくのだなぁ〜と思います。
私も3代目父からバトンを受け取りました。
経営者としてまだまだ新人です。
誰しも新人で緊張の日々、失敗、悔しいこと、沢山あります。
努力は絶対に裏切らない。
そして今度は自分が誰かを育てる立場になる。
皆様、我が社の工房では仕上げに限らず、全ての筆づくり工程で若き職人達が日々努力を重ね少しずつ育っております。
因みに…職人それぞれに個性があり、人前に出ることに抵抗がない者、
逆に人前に出るのは苦手だけどひたすら手を動かしていたい者、
様々ですが、どちらも我が社には大切な職人達です。
どうぞ温かく見守ってください。
祖父である2代目井原思斉(しせい)が
遺した言葉 ↓ は…永遠に不滅です!笑
【常にあなたの絶大な支援をねがっています】
仿古堂 代表 井原倫子
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