クラウドファンディング返礼品「仕上げ体験」
皆様、その後いかがお過ごしでしょうか?
早いもので12月…随分寒くなりました。
皆様からの温かいご支援や応援メッセージは
今でも励みになっております。
感謝の日々です^^
デパート催事が少しずつ再開しておりますが
コロナ禍でまたもや外出自粛モード…
ご来店のお客様も少ないため
やはり直接触れ合う機会がなかなかありません。
そんな中でも、パッケージを明るく季節感もだそうと
ウインター&クリスマスパッケージを用意して
ネットショップにも掲載しております。
ホログラム紙を使用したパッケージはなかなか人気です!
さて、本日はリターン品に仕上げ体験を選択された
支援者の方が先週ご来店くださいましたので
皆様にもシェアさせていただきます。
なんと、関東方面からご夫妻がご来店。
ご遠方ありがとうございます!
奥様は以前から書を嗜んでおられ
熊野に一度来てみたい…
と思っておられたそうです。
ご主人様は一眼レフカメラを肩にかけて
旅を写真に残そうとしておられましたが
今回はせっかくなのでお二人一緒に
筆づくり最終工程「仕上げ体験」です。
まずは我が社の伝統工芸士 香川翆皐(すいこう)が
筆づくりの工程を丁寧に説明し、仕上げを実際に伝授。
お二人とも熱心に聞き、しっかり香川の手元をご覧になっています。
さぁ!いよいよお客様自身が体験!
まずは海藻の糊(フノリ)を穂に浸み込ませます。
穂が軸に埋まって部分までしっかり浸み込ませます。
トントントントントントン
「いつまでトントンすればいいのかわからない…」
職人さんは手に伝わる感覚とトントンする時の音で判断するのです。
お二人ともとても器用な方で
スムーズにノリが穂に浸み込んでいきました。
穂に浸み込んだ余分な糊を金櫛で取り除きます。
櫛の持ち方が意外と難しいのですが
この作業も綺麗な手捌きでクリア^^
穂の根元に糸を巻いて右手に握った軸をクルクルと回しながら
更に余分な糊を絞りながら毛がねじれないように真っすぐに…
これが一番やねこい(広島弁)んです・笑
今回はクラウドファンディング特別企画で
2本(大筆・小筆)を体験していただきました。
※通常は黒軸の大筆1本のみ
軸には事前にお知らせ頂いていたお名前を彫り担当スタッフが準備。
世界に一つだけのマイ筆が完成!
この後、お二人を筆の里工房という筆の資料館にご案内しお別れしました。
御縁をありがとうございます。
この日の夕食は瀬戸内海で採れるお魚料理が食べたい…
ということで広島市内の和食屋さんに行かれたようです。
広島・熊野の旅、そして仕上げ体験いかがだったでしょうか?
私達は支援者様と直接触れ合えたこと、とても嬉しかったです。
また是非いらしてください。
また我が社の近況報告や新企画等
これからも発信し続けてまいります。
どうぞ見守っていただければこの上なく幸せです。
皆様もお身体どうぞご自愛なさって
素敵な年末年始をお過ごしください^^
では…また♡
-古に仿う 古を繋ぐ-
株式会社 仿古堂
代表 井原 倫子
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